10/31~11/1 秋合宿① 丹沢山
久しぶりの更新になります。
鳳祭期間を利用して1泊2日の山小屋泊を行いました。丹沢山チームと蛭ヶ岳チームに分かれて登ってきました。今回は丹沢山の報告です。
昨年は1日目がガスって何も見えず2日目は雨で猛スピードで下山という、丹沢の展望を楽しむことができなかったので、今年こそ最高の景色を見るぞ!という思いは強かったです。そんなこんなで迎えた1日目、07:00大倉登山口着。天気は曇り。予報は晴れだったのに。ここで蛭ヶ岳チームが先に出発し、丹沢山チームはゆっくりペースで登っていきます。
大倉尾根。通称”バカ尾根”。バカみたいに階段が続くからこの名前なんですかね。まあ一体どこまで続くんだってくらい長い階段地獄。一歩ずつゆっくり歩きます。
▲これは緩やかですが、それでも階段が続くと体力の消耗は激しいです。
辛いけどみんな頑張ってました。特に1年生は初めての合宿で荷物も重いのに負けずに登ってくれて、代表は感激です。
そんな1年生の頑張りのおかげもあり、予定より早く塔ノ岳に到着し、お昼ごはん。
少しガスってました。
お昼休憩をとったら、目的地である丹沢山へ。塔ノ岳から丹沢山はそれほどきつくないのがありがたいところ。14:00に丹沢山に到着。みやま山荘に入ります。到着予想時刻が16:00だったのに2時間もはやく着きました。みんな頑張った。
ここからは消灯まで自由時間。お昼寝したりおしゃべりしたり。トランプを忘れたのが痛かったので来年からは必須の持ち物にしましょう。
18時に夕食。超おいしかったです。ご飯とみそ汁はおかわりできました。山小屋の方ありがとうございます。
夕食後はガスってて視界ほぼゼロのなか。外に出てヘッドライトで遊んでいました。30分くらい遊んでたかな。ふと空を見上げると、一つだけ光っているものが見える。
星だ。
その瞬間、雲が消え空には満天の星空が広がりました。
みんなで寝っ転がって星空を眺めたり、流れ星に願いを込めたり、感動したり、なんだか青春。人生で一番きれいな星空でした。(写真はうまく撮れなかったのでないですすいません)
最高の夜。20:30就寝。今回は一人ひとつ布団があったのでぐっすり寝れました。
昨年は二人で1つの布団だったので全く寝れなかったのですが、その点今年は平日で良かったです。
2日目。06:00に日の出。素敵すぎた。
07:30に蛭ヶ岳チームが丹沢山に到着し、ここから合流して一路大倉へ向かいます。
この日は雲一つない青空の下、太陽に照らされた丹沢主脈の稜線、透き通った空の向こうに見える富士山の頂、最高の景色を見ながら下っていきます。
お昼過ぎに大倉に到着、解散。大きなけがもなく、無事に合宿を終えることができました。
10月中旬に日本列島を直撃した台風19号の影響で、丹沢も大きな被害を被りました。西丹沢や北丹沢では未だ通行止めも多いです。私たちも当初予定していた表尾根ルートから急遽大倉ルートに変更して合宿を行いました。
大倉尾根でもいたるところに倒木のあとが見られ、あの台風の威力の大きさを改めて実感しました。ただその倒木もしっかりと除去されて、登山道は安全で危険な箇所はありませんでした。
それも、登山道の整備に尽力していただいた丹沢の各山小屋の皆様及び関係者をはじめ、情報の発信を行っていたビジターセンターの方々や、SNSでも有益な情報を提供していただいた登山者の方々のおかげだと思っております。そのおかげもあり、私たちも安全で楽しい登山を行うことができました。この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
また、この合宿をもって本サークルは代替わりとなります。代表として至らない部分も多々あり、迷惑をかけてばっかりでしたが、ここまでついてきてくれた部員には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
1年生にはもっと登山の楽しさを感じてほしいし、後を継ぐ2年生も忙しいとは思うけど、無理をしないように頑張ってほしいです。
また来年、最高の合宿ができるといいな。
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